エックス線透過撮影法

見えない物が見えてくる埋設物事前探査

内部の様子をほぼ実体に近い状態で確認できる唯一の非破壊検査方法であり、コンクリート内の鉄筋や配管等の埋設物及び空洞等を検出することができます。
作業にあたっては安全衛生法・電離放射線障害防止規則に従い、X線作業主任者資格を持つ者が作業を行います。
※デジタル処理化により、撮影後のデータ提出の対応が可能となりました。

撮影条件と主な用途

撮影条件

撮影可能範囲は厚さ350㎜程

撮影面の裏側にフィルムが定着できる事

撮影時は立体半径5m以内を立入禁止区域とする

主な用途

改修・設備工事における壁や床の穴あけ前の調査

耐震診断調査時の躯体内部構造の確認に

施工イメージ01

撮影後は暗室車輛内またはノートパソコンで直ちに現像作業

施工イメージ02

フィルム現像

施工イメージ03

フィルム現像・解析後に現地表示を行い、埋設物損傷の無い工事に寄与